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課題や不具合も管理可能に――、デンソークリエイトの工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX 4.3」

 株式会社デンソークリエイトは30日、工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」の新版「同 4.3」を提供すると発表した。

 TimeTracker NXは、工数管理からプロジェクトの計画・進ちょく管理、データ分析までの作業を、Web上で一元的に行えるツール。工数を見える化して現場の課題や問題点を明らかにし、改善につなげていくといったコンセプトで開発されているという。

 今回の新版では、プロジェクトを構成するワークアイテムとして、従来の「タスク」「パッケージ」に加え、任意のアイテムタイプを定義できるようになった。例えば、「課題」「不具合」「要求」「リスク」といったタイプを、実際の管理対象に応じて自由に追加できる。

 これによって、課題管理、不具合管理、要求管理などと工数管理を連携させ、プロジェクト活動全般の管理ツールとしても利用可能になったとのことで、例えば不具合管理ツールとして不具合ごとの修正工数を算出したり、不具合の収束状況をグラフで見える化したりといった使い方に対応した。

 さらに、英語表示やOffice 365/Googleカレンダーといった各種スケジューラーの予定情報をインポート可能になり、予定を参照しながら工数が入力することができる。加えて英語表示に対応し、画面上のメニュー表示やメッセージをユーザーごとに日本語・英語で切り替えられる。

 製品は最小5ライセンスから購入でき、価格例は、一部機能に制限がある「Standard Edition」が5ライセンスで18万円(税別)、全機能を利用できる「Professional Edition」は5ライセンスで36万円(税別)。なお、90日間無料で利用できる評価版も提供開始されている。