ニュース

OBC、グローバル企業の現地会計を支援する「勘定奉行クラウドGlobal Edition」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は10日、グローバル展開を行う企業向けのクラウド会計システム「勘定奉行クラウドGlobal Edition」を、同日より提供開始すると発表した。

 勘定奉行クラウドGlobal Editionは、グローバル企業の現地会計支援を目的としたクラウド会計システム。勘定奉行で培ってきた機能性・操作性・信頼性を継承しつつ、多言語・多通貨・為替換算、付加価値税対応など、グローバル企業のニーズを踏まえた機能を標準搭載しているとのことで、これにより、透明性のある海外子会社管理を実現するほか、グローバルパートナーとの連携により、現地の導入・サポートだけでなく、記帳代行・現地レビューなどのサービスもあわせて提供するという。

 また、クラウドならではの利便性と自動化によって、海外現地法人と日本本社の双方向の業務をリアルタイムにつなぎ、常に業績状況を見える化して、積極的な経営判断を可能にするとした。

 加えて、高いセキュリティ機能を持つMicrosoft Azureをクラウド基盤に採用しており、日本国内において三重化されて管理しているため、ユーザー企業のデータを守りつつ、安心・安定した業務環境を提供できるとアピールしている。

 OBCは、日系企業への導入プロジェクトから得たノウハウをもとに、勘定奉行クラウドGlobal Editionの機能・サービス拡充を継続的に行う考えで、2019年度末までに100社への導入を目指している。

 価格は、3ライセンスで年額96万円。別途、初期費用10万円が必要となる。