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位置や電波干渉などに応じて最適な放射パターンを自動選択、D-Linkがスマートアンテナ技術対応のアクセスポイントを発売

DWL-6620APS

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は25日、新技術「スマートアンテナ」に対応した11ac Wave2無線LANアクセスポイント「DWL-6620APS」を、同日より販売開始すると発表した。価格は4万8800円(税別)。

 DWL-6620APSは、IEEE802.11a/b/g/n/、11ac Wave2(2ストリーム、最大867Mbps)に対応した法人向けのアクセスポイント。単体での運用も可能だが、オンプレミス型無線コントローラによる集中管理にも対応し、多台数のDWL-6620APSへの一括設定や、自動チャネル調整、自動電波強度調整、スケジューリングなど、システム管理者の負荷を削減する自動化設定を行えるという。

 最大の特徴は、クライアントの位置や電波干渉に応じた電波放射パターンを自動的に選択し、最適なパフォーマンスを提供する「スマートアンテナ」技術を搭載している点。これにより、従来は電波の届きにくかった環境、あるいは電波干渉が起こりやすい環境に置かれたクライアントに対しても、改善された電波環境を提供できるとした。

 またセキュリティ機能は、IEEE 802.1x/MAC/Webの各認証をサポートするほか、不正アクセスポイントの検知機能、ワイヤレス侵入検知機能(W-IDS機能)にも対応している。

 有線LANのインターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2ポートを搭載し、うち1ポートはPoE受電をサポートするとのこと。