サイバートラスト、IoT機器の長期使用を実現する「EM+PLS」提供開始

　サイバートラスト株式会社は24日、IoT機器の長期使用を実現する新サービス「EM+PLS（イーエムプラス）」の提供を開始した。

　EM+PLSは、IoT用Linuxと製品の長期利用を支援するサービスで、IoT機器の「設計・開発」から「生産・保守・保全」「廃棄・再利用」の段階に至るまで、ライフサイクルを通したIoT機器の信頼性の担保と継続的開発が可能な環境を実現する。

　EM+PLSにより、長期運用が求められる産業機器を製造しているメーカーに対して、長期間の脆弱性パッチ提供や、安全なリモート更新機能、IoT機器が本物であることを担保するトラストサービス（IoT機器管理機能）、脆弱性検査ツールなどを提供する。

　EM+PLSのメニューとしては、「Bronze」「Silver」「Gold」の3種類を提供。Bronzeメニューでは、IoT機器向けのLinuxと、脆弱性対応のパッチを長期間提供する。Silverメニューは、IoT機器の認証情報を管理するトラストサービスで、なりすまし防止や安全なリモート更新を実現する。Goldメニューは、脆弱性検査ツールで、製品の脆弱性リスクを定期的にチェックする。Bronzeは10月24日に提供を開始。SilverとGoldは2020年1月に提供予定。