ニュース

ALSI、Sumo Logicで利用できるMicrosoft Defender向けダッシュボードを提供

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は9日、同社が販売するクラウドSIEMソリューション「Sumo Logic」で利用できる、Microsoft Defenderウイルス対策向けオリジナルダッシュボードを提供開始すると発表した。ALSIにてSumo Logicを契約したユーザーに対して、無償で提供する。

 Microsoft Defenderは、Windows OSの標準機能として搭載されているセキュリティソフトウェア。アクティベーション作業やソフトウェアのインストールが必要ないことから、法人でも活用されているという。しかし、Microsoft Defenderの活用を進めるなかで。柔軟なレポート機能や、リスクの発生をいち早く把握できるような管理機能がないことが課題になっているとのこと。

 そこでALSIでは、Sumo LogicでMicrosoft Defender向けのオリジナルダッシュボードを制作・提供する。Sumo Logicでは、ログ取り込みの対象となるシステムとの連携用テンプレートを用意すれば、ダッシュボードであらゆるログを可視化し自動分析できるが、今回ALSIが提供開始するオリジナルダッシュボードでは、Microsoft Defenderのパターンファイルのアップデート状況やウイルスの検知状況などを一目で把握でき、リスク発生を知らせるアラート通知にも対応した。

 さらに、利用企業の運用ポリシーにあわせた独自のダッシュボードを簡単に作成することも可能で、柔軟な運用を支援できるとしている。

 ALSIでは、同社にてSumo Logicを契約しているユーザーに向け、このダッシュボードを無償で提供する。そのため、Microsoft DefenderとSumo Logicを利用する場合は、追加費用なしでウイルス対策の利用状況を可視化できるとのことだ。