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日立社会情報サービス、Excelを用いた分析業務の効率化を支援する「超xlsサービス」
2019年10月9日 16:22
株式会社日立社会情報サービスは9日、Excelを活用した分析業務を高度化・効率化する「超xls(エックスエルエス)サービス」を発表した。日立システムズが運営しているSaaS/クラウドサービスのネットショッピングサイト「オープンクラウドマーケットプレース」にて、同日より販売を開始する。
「超xlsサービス」は、既存のExcelデータや基幹データを生かしたまま、セルフサービス型BIツールを利用可能にするサービス。入力、収集されたExcelファイルでのデータをセルフBIに取り込むことで、IT部門や分析部門の手を借りずに、集計・分析を高度化・効率化できるという。
また、セルフBIであっても取り込み作業が難しい、多階層のクロス集計形式といったデータ入力用フォームについもて、Excelアドインソフト「セルフETLアシスタント」を用いて、セルフBIに取り込みやすい形式に変換できるとのこと。
なお、セルフサービス型BIツールとしてはクリックテックの「Qlik Sense」を採用。セルフETLアシスタントに加えて、想定される利用シーンをあらかじめ設定した標準テンプレートもあわせて提供する。
日立社会情報サービスでは、具体的な利用シーンとしては、Excel管理している見通しデータと、基幹システムに蓄積される実績データをブレンドして可視化したり、勤怠システムに日々登録されるデータとExcel管理の残業計画などを基に、働き方改革関連法への順守状況をチェックしたり、人事部門がExcel管理している資格取得状況、研修受講履歴、人事評価履歴などを包括的に見える化したり、といった例を挙げている。
価格は、Qlik Sense Professional×15ユーザーなどを含む基本セットが、年間144万円(税別)から。