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SBT、Office 365の問い合わせ対応チャットボットを導入支援する「ボットノナカミ」

Office 365に関するQ&Aコンテンツと登録・更新作業を提供

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は30日、問い合わせ業務を効率化するSBTのチャットボット「Knowledge Bot」のオプションメニューを拡充すると発表した。子会社である株式会社環が開発した、Office 365に関するQ&Aコンテンツと、その登録・更新を行うサービス「ボットノナカミ for Office 365」(以下、ボットノナカミ)を、9月より提供開始する。

 業務効率化を目的としたチャットボットの需要は年々高まりを見せており、特に、問い合わせ対応業務においては、チャットボットの利用イメージや導入効果がわかりやすく、入り口として導入を検討する企業が増えているという。

 しかしチャットボットを使うには、これまでの対応履歴など大量のデータを精査してQ&Aコンテンツを用意する作業が必要となり、問い合わせをしたユーザーが求めている情報をいかに正確に提供できるかという観点から、Q&Aコンテンツの品質がチャットボット導入成功の鍵になるとのこと。

 また導入後も、アップデートにあわせた更新(メンテナンス)作業が必要とされることから、その人材やノウハウがないために導入が進まないという声も多く寄せられているという。

 ボットノナカミは、こうした背景から、Office 365の導入企業向けにマニュアル作成や研修サービスを行う環が開発したもの。具体的には、Office 365に関するQ&Aコンテンツ(チャットボットに入れる回答集)を提供するほか、チャットボットへの登録作業と、Office 365のアップデートに伴うQ&Aコンテンツの更新作業(メンテナンス)を実施する。

 加えて、Q&Aコンテンツの内容に関する管理者向けのメールサポートを提供。オプションでは、ユーザー企業が提供したQ&Aコンテンツの成型と登録代行も行うとのこと。