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SBT、チャットボットを利用した営業支援ツールを自社導入 7月より外部向けサービスも提供予定

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は22日、チャットボットを利用したB2B向け営業支援ツール「Dynamics 365 活動報告用 BOT」を開発したと発表した。営業生産性向上を目的として自社へ導入し、そこで得たノウハウをもとに改善した上で、Dynamics 365のオプションサービスとして7月より提供開始する予定。

 今回開発されたチャットボットは、米Microsoftのイベント「Build 2017」で発表された「Skype for Business Bot Framework(Preview)」をいち早く取り入れたもの。Dynamics 365と連携しており、Skype for Business Onlineを用いて活動報告用チャットボットに話しかけるだけで、Dynamics 365への登録が開始される。

 チャットボットが報告事項を自動的にナビゲーションし、入力をうながす仕組みにより、会話もしくは文字入力で、報告すべき訪問記録の選択や必要な入力項目を、容易にDynamics 365へ記録できるという。

 さらに、スマートフォンやタブレットから利用ができるため、営業担当は顧客との打ち合わせ後、社内に戻らずにすぐ登録を行えるほか、自らが入力項目を探して登録するといった手間を削減できるので、営業生産性の向上が実現するとした。また、営業担当間での情報共有も促進されるとしている。