NTT西日本、顧客のDXを支援する共創ラボ「LINKSPARK」を開設

　西日本電信電話株式会社（以下、NTT西日本）は26日、顧客のデジタルトランスフォーメーション（DX）を加速させる共創ラボ「LINKSPARK」を、グランフロント大阪（大阪市北区）に設立すると発表した。

　LINKSPARKは、NTT西日本が保有する専門人材、セキュアかつ多様なハードウェア／ソフトウェア環境を活用し、顧客のDXに対する取り組みを加速される共創ラボ。NTT西日本の独自メソッド「AIBASE」を活用し、顧客のDXをトータルコーディネートするとのことで、金融、農業、製造業、官公庁など、さまざまな分野の専門人材であるビジネスコンサルタントが、デザイン思考を用いてDXにおいて取り組むべきテーマ設定を行うとともに、最新のデジタル技術活用方法を具体化する。

　具体的には、データ分析、機械学習について専門的なノウハウを保有するデータサイエンティスト、システムエンジニアによる支援を提供。加えて、先進的な技術力を保有するスタートアップやパートナー企業などとのマッチングにより、さまざまなビジネス知見での共創を実現するとしている。

　さらに、顧客の課題にあわせた解決策を実現するため、試験利用可能なAIエンジンや機械学習、分析に用いる各種ソフトウェア、ハードウェアを提供するほか、データセンターへの閉域接続によるセキュアなデータ保管環境、シームレスにクラウドを活用できる実証環境を提供するとした。