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NTT西日本とNTTスマートコネクト、大学IRにおけるデータ利活用を支援するソリューション

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は29日、大学IR(Institutional Research)分野におけるデータ利活用を支援するため、新たなソリューションを提供すると発表した。

 今回両社が提供するのは、大学の経営改善や学生支援、教育の質向上のため、学内データを収集・分析し、改善施策の立案、施策の実行・検証を行う取り組み、大学IRを支援するソリューション。NTT西日本がDX共創ラボ「LINKSPARK」での支援実績から得た、データ利活用に関するノウハウ提供や大学DXの推進支援を行うほか、NTTスマートコネクトが「Smart DataCooking for 大学IR」として、具体的なメニューを提供する。

 その「Smart DataCooking for 大学IR」では、データを可視化するBIプラットフォーム「Tableau」の操作レクチャーや、ファクトブックに活用できるテンプレートをベースとしたTableauダッシュボードの構築支援、データ収集、加工、可視化・分析、共有を行うための「データ可視化ダッシュボード利用サービス」の提供を行うとした。あわせて、大学固有の課題に対するコンサルティングサービスも用意している。

 両社ではこうしたソリューションの提供を通じて、「大学IRに対して何から活動を始めたらよいかが分からない」「大学IRスコープやロードマップを明確にしたい」「大学IR担当者が少数かつ兼任で、活動範囲も限定されるため、時間の確保が難しい」「大学IRのプラットフォーム構築、運用をアウトソースしたい」といったニーズに応えていくと説明している。

 なお「Smart DataCooking for 大学IR」は、NTTスマートコネクトのパートナーである株式会社アゼストとの協業によって提供されるとのことだ。