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米Box、開発者向けサンドボックスの管理機能を提供

 米Boxは7月19日(米国時間)、同社のクラウド型コンテンツ管理基盤「Box」を利用する企業の管理者向けに、開発者用サンドボックスの管理機能を提供すると発表した。Box管理者は、開発者がアプリケーション開発やテストを行うためのサンドボックス環境を作成し、トラッキング、削除を行えるようになるという。なお同機能は、Box Enterprise以上のプランで利用できるとのこと。

 それぞれのサンドボックスは、現在のEnterpriseプランをベースにした、何も設定されていない新しい環境となっており、メインの実稼働インスタンスに影響を及ぼすことなく、アプリケーションのカスタム開発やテストを行える。ただし、Shield、Zones、Relayなどのアドオンが反映されない点には注意が必要だ。

 Enterprise管理者/共同管理者は、管理コンソールを使って一度に最大5つのサンドボックス環境を作成可能。サンドボックスが作成されると、その主要管理者として指定した開発者にBoxからログインメールが送信され、サンドボックス管理ページに表示されるようになるという。またサンドボックスの主要管理者は、そのサンドボックスを管理するだけでなく、サンドボックス環境に開発者をユーザーとして追加することもできるとした。