コンカー、中小企業の出張・経費管理高度化を実現するトータルソリューションを本格提供

　株式会社コンカーは31日、自社の中小企業向け経費精算・管理クラウド「Concur Expense Standard」と各種サービスを連携させ、中小企業の出張・経費管理高度化を支援するトータルソリューションを本格提供開始したと発表した。国内外の出張手配から経費精算までのプロセスを統合して提供するという。

　このソリューションは、Concur Expense Standardと、ボーダー株式会社の海外航空・宿泊手配サービス「BORDER」、株式会社エボラブルアジアの国内航空手配サービス「エアトリBTM」、株式会社リクルートライフスタイルの国内宿泊手配サービス「じゃらんコーポレートサービス」を連携させたもの。

　国内外の宿泊・航空手配などの実績データがConcur Expense Standardと自動連携するため、従業員は、経費精算時の明細手入力の負担を軽減可能になる。また、出張手配から経費精算まで、旅費・経費規定に従ったプロセスを徹底することにより、企業におけるガバナンス向上が図れるとのこと。

　さらには、分析ツールである「Intelligence」を利用することで、出張経費の可視化を実現。費用の適正化を促進できるとしている。