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KDDI、クラウド型セキュリティサービス「Zscaler with KDDI」の国内提供を強化、米Zscalerと再販契約を締結

 KDDI株式会社は17日、クラウド型セキュリティサービス「Zscaler with KDDI」の販売を強化するため、米Zscalerと6月14日に再販契約を締結したと発表した。KDDIとKDDIデジタルセキュリティ株式会社(以下、KDS)が一次販売代理店としてサービスを提供する。

 Zscaler with KDDIは、URLフィルタリングやアンチウィルス、アンチスパイウェアなどのセキュリティ機能に加え、SSL通信の脅威検査、ポリシー制御、未知の脅威保護、サンドボックス機能、帯域制御、ファイアウォール機能などをクラウド上で提供するサービス。顧客は、ネットワークアクセスをZscaler with KDDIのクラウド環境に通すことで、国内外にあるどの拠点からでも、統一された情報セキュリティガバナンスの中で、安全にインターネットを利用できる。

 KDDIとKDSは、これらZscalerサブスクリプションの提供に加え、日本語による問い合わせサポート体制の提供、構築SI支援提供を通じて、顧客が既存環境からZscalerクラウドサービスへ円滑に移行することを支援する。

 KDDIは、拡張性の高いネットワーク&モバイルサービスとセキュアなクラウドサービスをワンストップで提供しており、KDDIの高品質な回線でZscalerのクラウドに接続することで、顧客が安心して利用できるインターネット環境の構築を強力に支援するとしている。

 KDSは、セキュリティに特化したラックとKDDIの合弁会社として総合的なセキュリティソリューションを提供しており、導入支援、日本語による問い合わせサポート、障害・メンテナンスの能動通知、運用開始後のアフターサポートを通じて、導入から運用まで顧客のセキュリティ業務全体の負荷を軽減すると説明。また、将来的には、セキュリティ監視サービスの提供と合わせて、顧客のインターネット環境からZscalerを介したアクセス先に至るまでのネットワーク監視サービスも提供を検討するとしている。