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NTTコムウェアのサブスクリプションビジネス支援サービス「Smart Billing」、決済連携機能を提供

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は10日、サブスクリプションビジネスを支援する管理プラットフォーム「Smart Billing」の新機能として、決済連携機能を提供開始したと発表した。

 「Smart Billing」は、サブスクリプションビジネスの管理業務を支援するプラットフォームで、商品管理、契約管理、請求・回収、会計、分析といった一連の機能をクラウド環境で提供している。

 NTTコムウェアでは、同サービスの販売開始以来、サービス事業者への提案や導入を進めてきたが、決済手段の拡充によるサービス向上と、より一層の業務プロセス自動化/効率化を実現するため、新たに決済連携機能を追加したという。

 Smart Billingでは従来、サービスから出力される請求書に記載された金融機関口座へ、サービス利用者が振込を行うことで料金を回収していたが、決済連携機能では、請求処理で作成する請求データを自動で決済サービスへ送信し、金融機関やコンビニエンスストア経由でサービス利用者から料金を回収できるようになる。

 対応する決済サービスは、NTTファイナンス株式会社の「回収代行サービス」と、NTTコムウェアの「EasyDo」。両サービスとの連携により、Smart Billingを利用する事業者は、銀行振込に加えて、口座振替、払込票郵送、クレジットカードといった決済手段をサービス利用者へ提供可能になるとのこと。

 また料金回収後は、決済サービスから収納データを受信することにより、自動で収納・未納のステータス変更を行えるという。

 なお、口座振替、払込票での決済における金融機関、コンビニエンスストアとの連携や、クレジットカード決済における与信確認、洗替処理はすべて決済サービス側で行われるとしている。