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エフセキュア、MDRサービス「F-Secure Countercept」を国内で提供

 エフセキュア株式会社は19日、マネージド検知/対応(MDR:Managed Detection&Response)サービス「F-Secure Countercept」を日本国内で提供開始すると発表した。

 F-Secure Counterceptは、最新のテクノロジーと熟練したスレットハンティング、インシデントレスポンスのチームを組み合わせて提供する、包括的なリアルタイムのMDRサービス。国家から支援を受けるハッカー、サイバー犯罪者グループ、ハクティビストなどの、自動攻撃ではない、直接のハンズオンキーボード攻撃を行うサイバー攻撃者から企業を防御するという。

 サービスの中核となるスレットハンティングチームは、攻撃者の考え方を熟知しており、攻撃者の次の動きを予測して異常な行動を探り、データサイエンティストのようなハンティング、専門家としての対応とマルウェアの分析/リバース、およびAPTのような攻撃の検出/対応/封じ込めを実行するとのこと。

 なおF-Secure Counterceptはもともと、フィンランドF-Secureが2018年に買収した英MWR InfosecurityのMDRサービスをベースとしており、セキュリティが特に重要な要件となる、金融/製薬/エネルギー/社会インフラといった業界の企業を防御するとしている。