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エフセキュア、HTTPS通信の検査にも対応した統合型ゲートウェイセキュリティソリューション
2018年12月11日 13:29
エフセキュア株式会社は11日、統合型ゲートウェイセキュリティソリューション「F-Secure ThreatShield(通常版)」「F-Secure TheatShield Premium」の両製品を、同日より販売開始すると発表した。「F-Secure アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の後継として提供される。
今回発表されたF-Secure ThreatShieldの2製品は、ウイルス対策、迷惑メール(スパム)対策、フィッシング対策、URLフィルタリング、HTTPスキャンなどの機能を備えたゲートウェイ型の統合セキュリティソリューション。1台のサーバーにソフトウェアを導入してセキュリティゲートウェイ化し、外部ネットワークの境界に設置することで、ランサムウェア、フィッシング、高度な標的型攻撃などからメールとWebトラフィックを保護できるという。
また、セキュリティ管理の一元化に加えて、製品自体も自動で最新版に更新されるため、IT部門/管理者の負担を軽減するとした。
さらにWebトラフィックスキャンエンジンにより、HTTPだけでなくHTTPSの暗号化通信の検査にも対応。安全に見えるHTTPSページから悪意のあるコンテンツがダウンロードされてしまった場合でも、リアルタイムに脅威をブロックするとのこと。
なお上位版のF-Secure TheatShield Premiumでは、クラウド型サンドボックス「Advance Threat Detection」とも連携可能になっている。
対応OSは、CentOS 7.2~7.5、RHEL 7.2~7.5、Debian 9.2~9.4、Ubuntu 16.04.4の各Linux。