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日立ソリューションズ、BIツール「Tableau」を提供開始

 株式会社日立ソリューションズは26日、米Tableau SoftwareのBIツール「Tableau(タブロー)」について販売代理店契約を締結し、5月7日から提供を開始すると発表した。

 Tableauは、データ分析の専門知識を必要とせず、ドラック&ドロップによる簡単な操作で結果を可視化するBIツール。定型データに加え、IoTやSNSなどの非定型データなども分析が可能。小規模なトライアルでの導入も容易で、グローバルで8万6000社に導入されているという。

 日立ソリューションズでは、これまでTableauを全社で導入し、さまざまな社内システムのデータから、社員の働き方や業績、受注状況などをリアルタイムに可視化してきた。これらの取り組みで培ったノウハウや知見を基に、小規模でのトライアルに加え、全社規模での活用に必要なシステム設計・構築などにも対応する。

 また、日立ソリューションズは、クラウドベースのCRMアプリケーション「Salesforce」を、これまで社内および200社以上に導入した実績があり、「Salesforce」とTableauを連携して利用者の嗜好に着目したインサイト分析などに活用できるダッシュボードも提供する予定としている。

 価格(税別)は、BI/分析担当者向けの「Tableau Creator」が年額10万2000円。データ活用者向けの「Tableau Explorer」が年額5万1000円(オンプレミス)または年額6万円(SaaS)。データ閲覧者向けの「Tableau Viewer」が年額1万8000円(オンプレミス)または年額2万2000円(SaaS)。Tableau Explorerは100ユーザーからの導入となる。導入支援は個別見積もり。