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Tableau、動的パラメーターなどの新機能を追加した「Tableau 2020.1」をリリース

 米Tableau Software(以下、Tableau)は26日、BI分析ツールの最新版となる「Tableau 2020.1」をリリースした。

 Tableau 2020.1では、ビジュアライゼーションアニメーションの新たなツール「Viz Animations」の導入により、分析を動的に行えるようになった。これにより、特定の指標で異常値が出た時や、突然の数値の急上昇や急落が起きた時などに、変化した箇所を容易に特定し、理解できるようになるとしている。

 また、動的パラメーターの追加により、途切れない分析を実現。これまでパラメーターは静的で、ユーザーは値を手動で更新する必要があったが、動的パラメーターの導入により、ユーザーは最新のデータに基づくパラメーターに自動的に調整されるようワークブックを設定することで、組織の他の部署が最新かつ正確なデータを確実に見られるようになる。

 このほか、ポイントロケーション周辺の距離を分かりやすく視覚化できるバッファ計算機能や、ログインベースのライセンス管理を介したTableau管理者向け追加機能の提供、Tableauカタログの新たなコネクターとしてGoogle BigQuery、Google Sheets、Cloudfileが含まれるようになるなどの拡張を行っている。