ニュース

SBT、マカフィーのCASBを利用したマネージドセキュリティサービス

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は11日、クラウドサービス利用時のセキュリティ対策を支援する「マネージドセキュリティサービス(MSS) for CASB」を、同日より提供開始すると発表した。2018年11月に発表したマカフィーとの提携によるもので、導入前のコンサルティングから運用支援まで、包括的にサービスを提供するという。

 このサービスは、マカフィーのCASB(Cloud Access Security Broker)サービス「McAfee MVISION Cloud(旧:Skyhigh Security Cloud、以下MVISION Cloud)」と、SBTが持つMicrosoft Office 365を始めとしたクラウドサービス導入実績の知見をベースにしたもの。シャドーIT対策のベースライン策定、およびサンクションIT(承認されたクラウドサービス)の推奨ポリシーテンプレートを提供し、MSSとの連携による強固な監視・運用体制を実現するとした。

 また、継続的なチューニング提案を行う点も特徴で、ユーザー企業の利用状況に応じて、定例会でのディスカッションを基に、SBTの知見を生かしたチューニングを提案する。さらに、アラート統計情報およびインシデント対応の詳細結果に加え、アナリストコメントを含めた独自フォーマットのレポートを提供するとのこと。

 加えて、CASBログとUTMログの相関分析を行い、脅威の内容に応じた対策を支援するとした。UTMはパロアルトネットワークス、フォーティネットの製品に対応している。