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住友電工情報システム、Excel業務を簡単にウェブアプリ化できる「楽々Webデータベース」に表示項目の制御など新機能を追加
2019年2月5日 15:09
住友電工情報システム株式会社は5日、Excel業務を簡単にウェブアプリ化し、業務改善を支援するクラウドサービス「楽々Webデータベース」に、表示項目の制御やアクセス制限など、新たな機能を追加した。
楽々Webデータベースは、利用しているExcelファイルを読み込むだけで、もとのExcelファイルのデータに対応したWebアプリを自動生成してくれるクラウドサービス。
今回、新たな機能として、 一般ユーザーに表示する項目を制限する機能を追加。人事データのような個人情報を管理する場合に、人事担当者には全項目を表示・更新できるようにしたまま、一般ユーザーにはユーザーの所属や電話番号以外を表示せずに、電話帳として見せるような使い方ができるようにした。
これにより、元のファイルをコピーして、必要な情報を抽出し新たなファイルを作成・配布するような作業を行わなくても、人事担当者がメンテナンスしたデータをそのまま一般ユーザーに公開できる。データ閲覧の制限をかけつつ簡単に公開でき、個人情報の保護に対応しながら業務効率化を実現する。
また、複数項目の値の組み合わせで、データの重複チェックができる機能を追加。例えば、顧客や取引先の名簿管理において、会社名と氏名の両方が同じデータの登録を制限することが可能になる。データの重複を防止することで、名簿に基づいた請求書の送付での二重請求などを防ぐなど、業務品質の向上に貢献する。
セキュリティ面では、設定したネットワーク環境(IPアドレス)からのアクセスだけを許可する機能を追加。本社や各営業所からのアクセスだけを許可して、外出先や自宅からのアクセスを禁止することができ、適切なアクセス制限を施すことで、悪意のある第三者からの不正アクセスを防止できる。
楽々Webデータベースの価格は、10ユーザー・アプリ10個まで利用できるライトプランが月額1万円から。