BlueMeme、アジャイル開発サービスのインフラ基盤としてOracle Cloudを採用

　日本オラクル株式会社は10日、株式会社BlueMemeが、超高速開発基盤「OutSystems」を用いたアジャイル開発サービス「agile SDK」の対応基盤として、Oracle Cloud Infrastructureを採用したと発表した。また同社では、社内システムおよびトレーニングの基盤としてもOracle Cloud Infrastructureを利用しているという。

　BlueMemeでは、OutSystemsを用いたアジャイル開発サービスのagile SDKを提供するにあたり、同社のシステム構築ノウハウをそのままクラウドで活用でき、かつ優れたパフォーマンスとセキュリティを低コストで実現するパブリッククラウドを検討していたとのこと。また、中長期的なアジャイル開発の需要拡大や変化する顧客のニーズに対応するため、リソースおよびサービスを柔軟に拡張可能な点も条件としていた。

　そして、こうした観点から複数のクラウドを比較・検証した結果、エンタープライズクラスのインフラ機能を高いコストパフォーマンスで提供できることや、Oracle Cloud Infrastructureに組み込まれたDatabase Serviceを利用することにより堅牢なシステムを構築できること、将来的な拡張が容易に行えることなどを評価し、Oracle Cloud Infrastructureを選定している。

　また選定にあたっては、インフラ自身の特徴に加えて、オラクルが提供するサポートおよび技術コンサルティング力も評価したとのことだ。