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ユニリタ、クラウド型サービスデスク「LMIS on cloud」がSalesforce Lightning Experienceに対応

 株式会社ユニリタは10日、クラウド型サービスデスク「LMIS on cloud」において、セールスフォース・ドットコムの最新インターフェイス「Salesforce Lightning Experience」に対応した新版「LMIS on cloud Ver2.6」を提供すると発表した。

 LMIS on cloudは、サービスデスク機能を中心とした、ITサービス全体を適切に管理する仕組みを、クラウドサービスとして提供するもの。ITILに準拠しており、インシデント管理や問題管理をはじめ、各ITILプロセスの管理機能を提供している。

 今回の新版では、セールスフォース・ドットコムの最新UIであるSalesforce Lightning Experienceに対応。LMIS on cloudのユーザーインターフェイスが一新され、より直感的かつ自然な操作で作業を行えるようになったことにより、ユーザーの生産性をさらに高められるという。

 具体的には、リストビュー(レコードの一覧画面)の操作性が大きく改善。設定画面を開かずに検索条件を動的に変更して、目的のレコードを素早く絞り込むことができる。また、インライン編集でリストビュー上のレコードの値を直接変更することや、複数レコードを選択して承認などのアクションを一括処理するなど、個別のレコードを開くことなく一覧画面で効率的に処理を行うことも可能になった。

 このほか、表示されているパス(ステータスの一覧と現在のステータスをバー形式のグラフィックで表示したもの)上で、変更したいステータスを選択して決定するだけで、レコードのステータスを切り替えられるように操作性を改善。特定の条件でのみ変更を許可するなどのルールも柔軟に定義できる。

 さらに今回はモバイルインターフェイスに対応。タブレットやスマートフォンなどのデバイスを用いて、担当者がインシデントの登録を行ったり、管理者がインシデントの対応状況を確認したりすることが、外出先などからでも可能になったとしている。

 ダッシュボードでは、各コンポーネントの配置やサイズが自由に設定可能になった。これにより、重要なグラフを大きく表示できるほか、複数グラフの高さや幅をそろえて比較しやすくする、といったことも行えるとしている。