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Microsoftが11月の月例パッチ公開、WindowsやMicrosoft Edge/IEなどの脆弱性を修正
2018年11月14日 12:44
日本マイクロソフト株式会社は14日、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。日本マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。
対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office、Office ServicesおよびWeb Apps、ChakraCore、.NET Core、Skype for Business、Azure App Service on Azure Stack、Team Foundation Server。Microsoft Dynamics 365(オンプレミス) version 8、PowerShell Core、Microsoft.PowerShell.Archive 1.2.2.0。また、Microsoft Edge/IEに同梱されるAdobe Flash Playerに関する脆弱性についても、修正パッチが提供されている。
これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるのは、Windows、Microsoft Edge、ChakraCore、Microsoft Dynamics 365。Adobe Flash Playerを除く修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで62件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが12件。
また、マイクロソフトによると、Windows 7およびWindows Server 2008 R2/2008を対象とした、深刻度“重要”の脆弱性「CVE-2018-8589(Windows Win32kの特権の昇格の脆弱性)」について、既に悪用が確認されているという。