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GMOインターネット、速度を追求した新レンタルサーバー「ConoHa WING」を提供開始

 GMOインターネット株式会社は26日、ホスティングサービス「ConoHa byGMO(以下、ConoHa)」において、超高速SSDや高速化技術を組み合わせることで速度を追求したレンタルサーバーサービス「ConoHa WING ウィング byGMO(以下、ConoHa WING)」の提供を開始した。

 GMOでは、初心者でも直感的に操作できるシンプルなインターフェイスや、分かりやすいプラン構成が特徴のVPSサービスとしてConoHaを提供しており、すべてのプランに最新のCPUと高速SSDを標準搭載しているため、個人のサービス開発者から、大規模なシステム運用やサービスを展開する法人まで、幅広い顧客に利用されていると説明。

 一方で、ユーザー層の広がりとともに、「ConoHa VPSの高速性と使いやすさを持つレンタルサーバーを利用したい」といった声がユーザーから多数寄せられるようになったとして、VPSサービスの性能を受け継いだ最新の高性能サーバーでありながら、超高速SSD・高速化技術を組み合わせることで速度を追求したレンタルサーバーサービスとして、ConoHa WINGを新たに提供する。

 ConoHa WINGでは、最新のCPUと高速SSDを搭載するとともに、高速PHPアプリケーション実行環境のLiteSpeed LSAPIを導入することで超高速化を実現。国内の主要レンタルサーバーサービスを対象に実施したウェブサーバー処理速度の調査においても、ConoHa WINGが最も速い結果になったとしている。

 料金面では、月額1200円(税別)からの「定額制」と、「時間単位課金」のいずれかで利用が可能。利用期間が1カ月に満たない場合には、自動的に1時間単位の課金に切り替わるため、短期利用などでも常に一番安い料金で利用できる。また、初期費用は無料で、最低利用期間は設けず、転送量に対する課金も発生しないため、最小限のコストで利用できる。

 性能面では、独自にチューニングした強力なキャッシュ機能を標準搭載することで、高負荷に強く、ページ数が多く膨大なアクセスが想定されるブログやウェブメディアなどの運営にも十分に対応可能と説明。また、こうしたウェブサイトはWordPressで構築される場合が多いことから、ConoHa WINGのコントロールパネルでは、WordPressのインストールや他社からのサーバー移行といった操作を簡単に行えるようになっている。

 ConoHa WINGのすべてのプランでマルチドメインやデータベース、メールアドレスを無制限に利用が可能。また、セキュリティ機能として、ウェブアプリケーションからの不正侵入を防御するWAF機能や、ウイルスチェック、スパムメールフィルタ機能も標準搭載する。

 サービスプランとしては、CPU・メモリなどのサーバーリソースを利用者で共用する一般的な共用サーバー型の「ベーシックプラン」をはじめとする3種類の共用型プランのほか、リソースを1サーバーごとに割り当てる「リザーブドプラン」も用意。リザーブドプランは、他のユーザーの利用状況に影響されず、収容ホスト(他の利用者)の負荷が上昇しても常に安定した環境を利用できる。共用型プランとリザーブドプラン間のプラン変更はいつでも可能で、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に利用できる。

 GMOインターネットではサービス開始を記念して、10月12日18時までにConoHa WINGを新規に申し込んだユーザーを対象に、申し込み日から90日間、すべてのプランの利用料金が20%オフとなるキャンペーンを実施する。

「ConoHa WING」のプラン構成