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NECソリューションイノベータ、認証取得に必要な農業知識の習得を支援する「NEC 農業学習サービス」

 NECソリューションイノベータ株式会社は25日、実践的な農業知識の習得を支援するオンライン学習サービス「NEC 農業学習サービス」を発表した。同日より順次提供を開始する。

 NEC 農業学習サービスは、栽培ノウハウ、食品安全などにかかわる認証取得に必要な知識を、多くの事例とともに学ぶオンライン学習サービス。NECソリューションイノベータでは、GAP指導者育成を支援するeラーニングサービス「タブレットで学べる 指導者のためのGAPの基本と実践」を2017年12月より提供開始していたが、GAP関連のサービスを強化したほか、HACCPおよび有機JASに携わる人材育成を支援する学習コンテンツを新たに制作し、新サービスとして体系化した。

 今回提供される学習コンテンツは、それぞれの認証に関する有識者が作成した原案のもと、数多くの事例を取り上げており、農業従事者や認証取得に携わる人のさらなるスキルアップを支援するとのこと。

 具体的なメニューとしては、以下の3つを用意した。

「事例写真から学ぶ 指導者のためのGAPの基本と実践」

農薬管理や労働安全など、農業現場の状況からリスクを発見するための実践的な知識を、圃場や作業現場の写真を通して学習できる。

「事例写真から学ぶ 指導者のためのGAPの基本と実践」イメージ
「有機JAS認証取得のための基本と実践」

有機JAS認定制度に基づく農産物(畑作)の生産工程管理者の認定を申請するための知識、および生産工程管理の方法を学習できる。

「有機JAS認証取得のための基本と実践」イメージ
「タブレットで学べる HACCPの基本と実践」

食品安全にかかわる法順守のために重要なHACCPの導入知識を学習可能。一般的衛生管理やHACCP導入のための7原則12手順を含む取り組みを、さまざまな事例を通して学習できる。12月中旬の提供開始を予定。

 価格は、学習者1人あたり1800円(税別)/タイトルから。1タイトルあたり3カ月の利用が可能になっている。

 なお今後は、認証取得だけでなく、長年の経験を必要とする農作業上のノウハウ習得に向けた学習コンテンツも追加していく予定とした。