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Skyのクライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View Ver.13.2」、過重労働対策やWindows 10の運用管理を支援

 Sky株式会社は18日、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の新版「同 Ver.13.2」を販売開始すると発表した。過重労働対策やWindows 10の運用管理機能など、多くの企業・組織が直面している課題の解決を支援するという。

 SKYSEA Client Viewは、ログ管理・セキュリティ管理・デバイス管理といった、情報漏えい対策やIT運用管理を支援する機能を搭載するクライアント運用管理ソフトウェア。各メーカーのセキュリティ製品と連携することで、各種対策をさらに強化する連携ソリューションも提供している。

 今回の新版では、まず、過重労働対策への取り組みとして、定時終了後の残業時にPC利用を制限できる「残業管理」機能において、始業前や休日出勤時にPCの利用制限を行える機能を追加した。無許可でPCを使用しようとすると、画面をロックしたり、ネットワーク接続を遮断したりすることができる。

 また情報セキュリティ対策として、クライアントPCを使って社外でインターネットを利用する際、強制的にVPN接続で社内ネットワークを経由させる機能が搭載された。社内でPCを使用する場合と同様のセキュリティ対策を講じることで、安全なインターネット利用を支援するという。

 さらに、Windows 10の運用管理を支援するために、機能更新プログラムの自動アップデートを制御する機能を追加している。Windows 10 Proの機能更新プログラムのアップデートを、PCごと、部署ごとに延期させるように設定することで、一部のPCのみアップデートして社内環境への影響を確認してから、全体へのアップデートを行うといった運用を支援するとのこと。

 このほかの強化では、サーバーの設定時刻をもとにログの時刻を補正し、PC使用時間の正確な把握を支援する機能や、データ持ち出しをより厳重に管理するため、パスワードロック機能付きのUSBメモリを管理する機能、Windowsのパッチが未適用のPCをアラート検知して遮断する機能などを新たに搭載している。