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クライアント管理ソフト「SKYSEA Client View」新版、セキュリティ対策や過重労働対策機能を強化

 Sky株式会社は11日、クライアント運用管理ソフトウェアの新版「SKYSEA Client View Ver.12.2」の提供を開始した。

 SKYSEA Client Viewは、ログ管理・セキュリティ管理・デバイス管理といった、情報漏えい対策やIT運用管理を支援する各種機能を搭載する、企業・団体向けのクライアント運用管理ソフトウェア。各メーカーのセキュリティ製品と連携することで、対策のさらなる強化を支援する連携ソリューションも提供している。

 新版では、サイバー攻撃への対策強化を支援するために、連携が可能なUTM製品などをさらに追加したほか、新たにエンドポイントセキュリティ製品との連携に対応。さらに、レジストリの書き換え、圧縮ファイル生成など、マルウェア感染による影響が疑われるPCの異常を検知し、迅速な対応を支援する機能を搭載した。

 また、組織の課題となっている過重労働対策についても、対策を支援する機能強化を実施。PCの操作ログを集計してレポート化(ユーザー残業時間レポート)し、業務時間外のPCの使用時間を残業時間としてグラフで確認できる機能や、クライアントPCにメッセージを表示させ、残業の申請を促すとともに、管理PC上で残業申請の承認処理や当月の累計残業時間、作業時間の集計・確認が行える機能を搭載した。

 このほか、SKYSEA Client Viewの脆弱性情報など、Skyからの緊急案内を管理コンソールに表示できる「重要なお知らせ」機能を搭載した。