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「Scan Snap」とMJSのクラウドサービスが連携、領収書をスキャン→会計システムに仕訳データ取り込み可能に

 会計システムなどを提供する株式会社ミロク情報サービス(MJS)は18日、同社のクラウドサービス連携基盤「MJS-Connect」と、株式会社PFUの販売するドキュメントスキャナー「Scan Snap」との連携を開始したと発表した。領収書などの紙の証憑をScan Snapでスキャンするだけで電子化した証憑がクラウド環境に格納されるため、会計事務所や顧問先企業で課題とされてきた、紙の証憑の煩雑な入力・管理作業が解消される。

 顧問先企業でスキャンされたデータが、PFUの提供するクラウドサービス「Scan Snap Cloud」を介して、MJS-Connectにアップロードされる仕組み。PCなどを立ち上げることなく、Scan Snapからワンプッシュで送信できる。

 その後、OCR解析がなされ、会計システムの自動仕訳処理に対応した会計データに変換。会計事務所は、MJSの会計事務所向けシステム「ACELINK NX-Pro」へ、変換されたデータと証憑の画像データをスムーズに取り込めるという。