ミロク情報サービス、電子契約クラウド「MJS e-ドキュメントCloudサイン」を提供

　株式会社ミロク情報サービス（以下、MJS）は17日、クラウド型電子契約サービス「MJS e-ドキュメントCloudサイン」を提供開始すると発表した。

　「MJS e-ドキュメントCloudサイン」は、契約書の作成から承認、締結、管理をオンライン上で完結できるクラウド型電子契約サービス。アップロードしたデータは、改正電子帳簿保存法に準拠した状態で、国内のデータセンターにおいて安全に管理されるという。

　また、契約書のデータファイルを登録・編集後、設定した承認ルートに沿って社内外の関係者に契約書の承認依頼メールを送ることが可能。契約相手先の費用負担はなく、別送するIDとパスワードを入力すれば契約書の内容を確認できる。

　契約方式は、タイムスタンプを用いて電子契約の有効性を担保する「電子サイン式」と、契約の当事者間の合意を確認後、MJSがタイムスタンプと電子署名を電子契約ファイルに付与する事業者署名型（立会人署名型）の「電子署名方式」に対応し、用途にあわせて選択可能だ。

　加えて電子契約書は、日付や契約相手先の名称などにより検索でき、閲覧性が向上するとともに、閲覧権限の付与や閲覧履歴も管理できる。

　このサービスを利用し、書面での契約から電子契約へ切り替えることにより、印刷や製本、郵送など、これまで契約締結にかかっていた事務作業が不要になるほか、契約締結にかかわる全工程をオンライン上で行うため、働く場所を問わずに対応できる点がメリット。さらに、印刷代や印紙代、保管スペース等がかからず、コスト削減にも貢献できるとしている。