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MJSのクラウド連携基盤、インフォマートの請求業務電子化サービスとAPI連携

毎月の会計業務の負担を削減

 株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)と株式会社インフォマートは22日、MJSのクラウドサービス連携基盤「MJS-Connect」と、インフォマートの請求書受取・発行を電子データ化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム請求書」とのAPI連携を開始したと発表した。

 MJS-Connectは、各種クラウドサービスと連携し、資金の動きや購買情報など、Webサイトやクラウドサービス上で参照可能な取引情報を、MJSが開発・提供するERPシステムやクラウドサービスに自動連携する、クラウドサービス連携基盤。

 一方のBtoBプラットフォーム請求書は、発行する請求書だけでなく、受け取る請求書や支払金額の通知など、さまざまな請求業務の電子データ化に対応可能なクラウドサービスである。

 今回、両者のAPI連携により、BtoBプラットフォーム請求書で作成・発行した請求書データ(売掛金)をMJSのERPシステムに自動連携し、仕訳データとして取り込むことが可能になった。ユーザーは、請求書データを会計ソフトに転記する作業や、勘定科目を選択する手間がなくなるため、毎月の会計業務の負担を削減可能になるという。

 連携対象となるERPシステムは中小企業向けの「MJSLINK NX-Plus」で、10月には会計事務所向けの「ACELINK NX-Pro」も対応を予定している。

 なお今後は、BtoBプラットフォーム請求書で受け取った請求書データ(買掛金)の自動連携も予定しているとのこと。