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MJSと富士ゼロックス、紙証憑の電子化・クラウド共有で会計事務所を支援する「Cloud Service Hub for MJS」

 株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)と富士ゼロックス株式会社は23日、会計事務所とその顧問先企業において、紙証憑の電子化・クラウド共有を効率化する会計支援ソリューション「Cloud Service Hub for MJS」を提供開始すると発表した。

 Cloud Service Hub for MJS」は、情報連携基盤クラウドサービス「MJS-Connect」と、富士ゼロックスの複合機を連携させるソリューション。会計事務所の顧問先企業が、富士ゼロックスの複合機でさまざまな証憑を一括スキャンすると、電子化した証憑の画像データをクラウド環境に格納できるようになる。

 こうして、証憑の画像データをクラウド環境へ簡単にアップロード・管理・保存できるため、会計事務所への証憑提出を効率化可能な点がメリット。また、クラウドに格納された電子証憑は、OCRにより会計システムの自動仕訳処理に必要な会計データに変換され、会計事務所は、変換されたデータと証憑の画像データ双方を、MJSの会計事務所向けERPシステム「ACELINK NX-Pro」へ簡単に取り込むことができる。

 価格は、10ユーザーあたり月額700円(税別)。MJSの全国31の営業拠点と富士ゼロックスの全国の販売チャネルを通じて販売され、両社では、初年度1万ユーザーの販売を見込んでいる。

 また今後、MJSの中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX-Plus」、中小企業向けERPシステム「MJSLINK NX-Plus」、中小規模事業者向けクラウドサービス「かんたんクラウドシリーズ」においても、Cloud Service Hub for MJSとの連携が予定されているとのことだ。