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日立ソリューションズ、RPA導入・運用の効率化やガバナンス強化を支援するクラウドサービス
2018年9月5日 06:00
株式会社日立ソリューションズは、米Automation AnywhereのRPA製品を導入する企業に向け、「RPA運用支援クラウドサービス」を9月21日から販売開始すると発表した。
RPA運用支援クラウドサービスは、RPAの全社での利用をトータルに支援するサービス。品質や実装のレベルがバラバラのロボットが作られてしまうことを防止するため、日立ソリューションズでの実運用を通じて最適化された標準ガイドラインを提供し、企業におけるロボット開発の標準化がスムーズに進められるように支援するという。
また、FAQやロボットのサンプル、部品などをポータルサイトで提供する。このサイトでは、ユーザー企業自身で作成したガイドラインや、社内で稼働するロボットのモジュールも共有できるため、業務や環境に適したロボットをより効率的に開発・運用可能とした。
加えて、難易度の高いロボット開発やトラブルについては、ポータルサイトから日立ソリューションズのエンジニアに直接問い合わせることが可能。企業はヘルプデスク対応に負荷をかけず、コストを低減しながら効率的に全社展開を推進できる。
このほか、ロボットの開発から稼働までの申請、承認の手続きを行うワークフローが提供され、社内におけるロボットの開発状況や稼働状況を一元管理できるため、適切に管理されていない、いわゆる“野良ロボット”の開発や稼働を抑止可能とのこと。
さらに、ロボットを登録・利用する上でのコンプライアンス上のルール、ロボットが停止した場合の対処方法などの情報も共有できるので、企業がRPAを全社導入する上で重要となる、RPAのガバナンス強化も実現するとしている。
価格(税別)は、初期費用が10万円、月額費用が30万円から。