ニュース

サイバーソリューションズ、クラウドメール「CYBERMAILΣ」で無害化オプションを提供

より安全なメール利用が可能に

 サイバーソリューションズ株式会社は4日、法人向けクラウドメールサービス「CYBERMAILΣ(サイバーメールシグマ)」において、無害化オプションを同日より販売開始すると発表した。

 CYBERMAILΣは、アカウントごとに最大100GBのメールBOX、1通あたり30MBの利用が可能な法人向けクラウドメールサービス。PCのWebブラウザからWebメールとして利用するだけでなく、携帯電話やiPhone、iPad、Android端末といったマルチデバイスに対応している。

 サイバーソリューションズでは、インターネット分離環境などで利用するクラウド型メール無害化転送サービス「CYBERMAILΣ-ST」を2016年9月より販売している。同製品は、外部から受信したメールの無害化処理をインターネットセグメントで行い、無害化したメールを業務セグメント内部のメールサーバーに転送する仕組みを提供してきた。

 これに対して、今回提供する無害化オプションでは、受信したメールは無害化処理が施されたうえでクラウド上のCYBERMAILΣに保存され、エンドユーザーはインターネット接続用の仮想端末からそのメールを閲覧しにいく、といった利用法を想定している。このため、外部からのメールは業務セグメント内部には取り込まれず、さらに安全にメールのやりとりを行えるとのこと。

 なお無害化処理は、添付ファイルの削除、URLリンクの無効化、HTMLメールからテキストメールへの変換などに対応し、オプションでFast Sanitizer連携による添付ファイルの無害化にも対応している。

 無害化オプションの価格は、初期費用が5万円、月額利用料が200円/アカウント。Fast Sanitizer連携による添付ファイル無害化を利用する場合は、設定費用が25万円、月額利用料が3万5000円(50アカウント)から、となっている。