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インフォマティカ、次世代iPaaS「Informatica Intelligent Cloud Services」の日本版を発表

 米Informatica(以下、インフォマティカ)は29日、日本向けにローカライズした次世代Integration Platform as a Service(iPaaS)ソリューション「Informatica Intelligent Cloud Services(以下、IICS)」の提供を開始すると発表した。

 IICSは、オンプレミスやマルチクラウド環境に分散するデータ管理の統合ソリューション。日本の企業は、ローカライズされたIICSを活用することで、マルチクラウド環境でデータ駆動によるデジタルトランスフォーメーションを強化でき、柔軟なクラウドベースの統合や、ビジネスの成長スピードに合わせて拡張できるハイブリッドなデータ管理による恩恵を得られるとしている。

 ソリューションには、フロントエンドのユーザー向けにローカライズされたインターフェイス、操作マニュアルやオンラインヘルプをはじめとしたサポート機能など、日本でのローカライズに不可欠な要素がすべて含まれる。

 ビジネスユーザーやデータスチュワート向けに、信頼性のあるデータ、コンテクスチュアルなデータ、完全かつ保護されたデータを活用するデータ管理プラットフォームにより、日本のカスタマーエクスペリエンスを変革。メタデータ駆動型のAIである「CLAIRE」エンジンの活用により、日本のカスタマーエンゲージメントを向上する高度なインサイト、コラボレーション、アジリティを包括的なビューで提供するとしている。

 新しい機能や強化としては、IICSとAPI管理サービスの「Apigee」が統合し、Microsoft Azure上でCLAIREのレコメンデーションを基にシームレスなEDWデータ移行を実現。また、Adobe Experience CloudやMicrosoft Dynamics 365、Microsoft Power BI、Tableau Hyperとの高度な統合を含む、22の新しいコネクタと45件の重要なアップデートを提供する。

 インフォマティカでは、IICS日本版は、次世代iPaaSや大規模ハイブリッドデータ管理などの今年度発表したイノベーションをもとに実現したと説明。エンタープライズ規模のデータ駆動型デジタルトランスフォーメーションによる影響力に関する詳細は、9月にオンラインで開催するバーチャルイベント「Transform Customer Experience with Intelligent Hybrid Data Management(インテリジェントなハイブリッドデータ管理によるカスタマーエクスペリエンスの変革)」で紹介するとしている。