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NTT Com、Informatica、NTTデータの3社が協業、2020年1月よりデータ統合サービスを開始

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)、米Informaticaは1日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するデータ利活用ビジネスに関して協業すると発表した。2020年1月よりデータ統合サービスを開始するという。なおNTT Comは、株式会社NTTデータと連携し、顧客へのソリューション提供を行っていくとしている。

 具体的には、この協業においてNTT Comは、自社が推進しているデータ利活用プラットフォーム「Smart Data Platform(SDP)」のデータインテグレーション機能として、Informaticaのクラウド型データ統合ソリューション「Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)」を活用する。

 そして、次世代インターコネクションサービス「Flexible InterConnect」をはじめとするSDPの機能と組み合わせることで、さまざまなアプリケーション、SaaS、データストアなどを統合するデータ統合サービスを提供するとした。

 さらに、豊富な実績を持つNTTデータと連携し、顧客の利用環境に応じた最適なソリューションを実現するとのこと。NTTデータでは、データ統合サービスを軸にしたデータインテグレーション導入支援ソリューションをNTT Comと連携して提供し、導入からデータ連携、データ分析環境までを全面的にサポートする。

 顧客企業はこうしたソリューションを利用することにより、オンプレミスのアプリケーションからSaaS、データベースなどに点在する、顧客データや販売データ、人事データなどをセキュアに一括管理できるようになるとのことだ。

 なお3社では、2020年1月のデータ統合サービスとソリューション提供開始に向け、3社共同による技術検証やマーケティング、プロモーション活動、各種セミナーを実施し、企業におけるデータインテグレーションを推進するとしている。