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Twilio、ノンプログラミングでコミュニケーションフローを構築できる「Twilio Studio」を正式リリース

 米Twilioは米国時間3日、ノンプログラミングで直感的にコミュニケーションワークフローを構築できる「Twilio Studio」を正式にリリースした。

 Twilioは、音声電話やSMSなどの機能を提供するクラウド電話API。電話をかけるアウトバウンド、電話を受けるインバウンドのほか、ネットワークを通して音声データを送受信するVoIP、SMSなどの機能を備え、国内では株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが取り扱っている。

 Twilio Studioは、コンタクトセンターや問い合わせ窓口、カスタマーサポートといったワークフローを、ドラッグ・アンド・ドロップだけで構築できるアプリケーションビルダー。ノンコーディングでIVR(自動音声応答)やチャットボットなどを構築でき、コンタクトセンターや問い合わせ窓口といった使い方のほかにも、キャンペーン用のIVRシステムなども構築できる。

 サービスの正式リリースに伴い、利用用途に合わせて選べる2つの料金プランを発表。「Pay-As-you-Goプラン」は申し込み不要で、月間1000フロー実行まで無料、以降は1フロー実行につき0.15円で利用できる(通話料、通信料は別途必要)。「エンタープライズプラン」は月額150万円の使い放題で、詳細については要問い合わせ。

 また、メッセージングアプリのWhatsappとの連携にも対応し、Whatsappを使用したワークフローの構築が簡単になった。このほかにも、すでにLINEとFacebook Messenger(β版)の連携に対応しており、さまざまなメッセージングアプリをチャネルとして利用できる。