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TISのチャットボット作成サービス「DialogPlay」とモビルスのチャットサポートツール「モビエージェント」が連携

ボットと有人応答を組み合わせたハイブリッド型サポートの質を向上

 TIS株式会社は6日、モビルス株式会社のチャットサポートツール「モビエージェント」の販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴いTISでは、自社の業務チャットボット作成サービス「DialogPlay」とモビエージェントを連携させて提供する。

 DialogPlayは、業務で利用できるチャットボットプラットフォームをSaaS型で提供するサービス。コールセンターやBPOにおけるオペレーター業務、セールス/アフターサービスの問い合わせ、情報提供などの業務に活用可能なチャットボットを、簡単な操作手順で作成・運用できるという。

 一方のモビエージェントは、コンタクトセンターのオペレーションに最適化された自動応答対応チャットサポートツール。Webサイト上の小窓、企業独自アプリ、LINEアカウントやFacebookまでさまざまなインターフェイスを利用でき、FAQシステムやAIとの接続によって、自動応答とオペレーターによる有人応答をシームレスに実現できるとのこと。

 今回の連携により、モビエージェントのチャットオペレーターは、日々のオペレーションの中で、DialogPlayが提供するチャットボットの回答精度の改善、シナリオの追加・変更などを実行可能になる。こうして、サポートの最前線でチャットボットの回答やシナリオをメンテナンスすることにより、自動応答と有人対応の“ハイブリッド型”サポートの質をさらに高めていけるとした。

 TISでは、モビエージェントの自動応答オプション機能としてDialog Playのチャットボットを提供し、コールセンターやヘルプデスクをトータルでサポートできるチャットソリューションとして展開していく考えだ。

 モビエージェントの価格は、初期費用が10万円、月額費用が1ユーザーあたり1万2000円から。有償オプションは、LINE接続オプションが月額10万円、自動応答DialogPlayオプションが月額25万円、などとなっている。