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チャット技術でユーザーの働き方の変化に迅速に対応――、NTTコムウェアとモビルスが資本業務提携

 エヌティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)とモビルス株式会社は22日、資本業務提携契約を締結したと発表した。モビルスがNTTコムウェアを対象とした第三者割当増資を実施し、NTTコムウェアはモビルス株式の10%を保有する株主となる。

 モビルスでは従来、チャットシステム「mobiAgent」への在宅オペレーションを支援する新機能を搭載するなど、コンタクトセンターにおけるテレワーク導入支援に取り組んできた。また、AIを活用したオペレーター支援機能や、AI電話自動応答システム「mobiVoice」の開発などを行っている。

 一方でNTTコムウェアは2014年から、法人向けメッセンジャー「シャナインTALK」にモビルスのチャットエンジンを採用してきたほか、同社とともに、NTT西日本グループが提供するビジネスチャットサービス「ELGANA(エルガナ)」の開発に参画し、関係を築いてきたとのこと。

 今回は、NTTグループの持つテクノロジーやビジネス資産と、モビルスの持つチャットシステムを始めとした製品開発の技術力を連携することにより、コンタクトセンターの顧客サポート業務や社内コミュニケーションにおける課題を解決するソリューションの開発を加速するため、NTTコムウェアとモビルスが資本業務提携を実施。導入企業の支援強化などを図るとしている。