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D-Link、レイヤ2+スイッチ「DGS-3000シリーズ」にPoE対応モデルなど4製品を追加

 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は11日、スタティックルーティングが可能なレイヤ2+スイッチ「DGS-3000シリーズ」のラインアップに、4モデルを追加すると発表した。

 今回新たに提供されるのは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×24、SFP+スロット×4の「DGS-3000-28X」、SFPスロット×24、SFP+スロット×4の「DGS-3000-28XS」と、PoE給電対応の1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×24、SFPスロット×4の「DGS-3000-28LP」、PoE給電対応の1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×24、SFP+スロット×4の「DGS-3000-28XMP」。

上から、DGS-3000-28XMP、DGS-3000-28LP、DGS-3000-XS、DGS-3000-28X

 いずれも、従来モデルが備えている認証機能やセキュリティ機能を引き継いでおり、IEEE 802.1x認証、WEB認証、MACアドレス認証などの各認証機能に対応。3つの認証方式を同一ポートに適用可能なCompound認証や2段階認証もサポートしている。

 また、中間者攻撃を防ぐARPスプーフィング防止機能、不正なDHCPサーバーからのアクセスを防止するDHCPサーバースクリーニング機能などに加え、管理機能として、イーサネットOAMや片方向リンク検知なども搭載した。

 さらに、日本の高温多湿な環境に配慮した50℃対応、温度可変式ファン採用による静音化なども行っているとのこと。

 PoE給電対応の2モデルは、いずれも1ポートあたりの最大30Wまでの電力をEthernetケーブル経由で給電可能。DGS-3000-28LPはスイッチ全体で最大193Wまで、DGS-3000-28XMPはスイッチ全体で最大370Wまでの給電能力を備えているとのこと。

 価格(税別)は、DGS-3000-28Xが10万8000円、DGS-3000-XSが13万8000円、DGS-3000-28LPが19万8000円、DGS-3000-28XMPが23万8000円。