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D-Link、10GbE対応のスタッカブルレイヤ3スイッチ「DXS-3400シリーズ」

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は3日、10Gigabit Ethernet(GbE)対応のレイヤ3スイッチ「DXS-3400シリーズ」を同日より出荷開始すると発表した。

 「DXS-3400シリーズ」は、全ポート10GbE対応のスタッカブルレイヤ3スイッチ。10GBASE-T×20ポート、10GBASE-Tと10G SFP+のコンポ×4ポートを備えた「DXS-3400-24TC」と、10G SFP+×20ポート、10GBASE-Tと10G SFP+のコンポ×4ポートを備えた「DXS-3400-24SC」の2モデルがラインアップされる。

DXS-3400シリーズ

 10GbEポートを2ポートないし4ポート使用し、最大4台までのスタック接続を行える点が特長で、最大構成時では10GbE×96ポートを集約する仮想的なシャーシ型スイッチとして利用できる。また、最大16ノードまで構成可能なリングプロトコル(ERPS)を利用し、建屋間を冗長性の高いネットワークで構成することも可能だ。

 さらに、ホットスワップ可能なモジュラー式冗長電源、冗長ファンを採用し、同一筺体に2つの電源モジュールと3つのファンモジュールを搭載できることから、電源故障時やファン故障時の冗長化対策とともに、ラックスペースの効率的な利用に対応する。なお、電源モジュールはAC電源モジュールとDC電源モジュールの2機種が用意される。

 価格(税別)は、DXS-3400-24TCが99万8000円から、DXS-3400-24SCが79万8000円から。