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滋賀県教職員組合、ビジネスチャット「チャットワーク」でコミュニケーションを活発化

 ChatWork株式会社は6日、滋賀県教職員組合が、ビジネスチャット「チャットワーク」を採用したと発表した。同組合ではチャットワークを2017年9月より湖南支部で試験的に導入していたが、今回、正式導入を決定。2018年9月をめどに全支部への導入を進めるとしている。

 全6支部から構成される滋賀県教職員組合は、県内すべての市町、300以上の小中学校に組合員が存在している。従来は、会議をはじめ、電話やメール、FAXなどのコミュニケーション手段により、組合内でのコミュニケーションをとっていたものの、少数が広域に散らばっているため、従来のコミュニケーション方法では情報伝達のスピードや正確性に欠けるという課題があったという。

 そこで、コミュニケーションツールをチャットワークに切り替えることで、迅速にコミュニケーションが取れる体制を実現したとのこと。スマートフォンなどのモバイル端末にも対応しているため、時間や場所を選ばずに利用でき、勤務時間がまちまちである他校の教職員同士でも連絡が取りやすい点が評価された。

 さらに、情報の所在がひとつに集約されたことで、確認が容易でコミュニケーションが活発になるといったメリットもあり、今回の本格導入に至っている。

 滋賀県教職員組合では今後、チャットワークの活用を通して迅速で正確な情報共有を実現。コミュニケーションの活発化により、組合員の帰属意識を高めることを期待しているという。