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TIS、業務チャットボット作成サービス「DialogPlay」がAzure Bot Serviceに正式対応

作成したチャットボットをMicrosoft Teamsなど10種類以上のプラットフォームで公開可能に

 TIS株式会社は26日、同社の業務チャットボット作成サービス「DialogPlay」が、Microsoft Azureの「Azure Bot Service」に正式対応したと発表した。

 DialogPlayは、業務に特化したチャットボットをウェブブラウザーから作成できる、法人向けのSaaS型プラットフォームで、月額5万円から利用が可能。

 今回のAzure Bot Serviceへの正式対応により、DialogPlayで作成したチャットボットを「Microsoft Teams」「Skype for Business Online」 など、Office 365のチャットプラットフォームに公開可能となった。これにより、普段利用している業務ツールでチャットボットとチャットしながら、社内ヘルプデスクなどのよくある業務を実現するといったことが可能になる。

 また、Azure Bot ServiceのDirect Lineチャネルを活用して、DialogPlayのAPI公開を可能とした。Direct Line APIとしてDialogPlayのチャットボットを公開することで、DialogPlayがAPI経由でメッセージの送受信を行い、ウェブサイト上に設置するチャットボットの会話UIのカスタマイズ導入や、IoTデバイスからの対話シナリオに沿った自動応答メッセージの取得、モバイルアプリへの組み込みなどが実現できる。

 Azure Bot Serviceでは、Azureアカウントを取得することで、上記以外にも「Facebook Messenger」や「Slack」など10種類以上のチャネルに、DialogPlayで作成したチャットボットを公開できる。TISではDialogPlayについて、今後もマイクロソフト製品との連携機能を順次リリースしていくとしている。