GRANDIT、Web ERP「GRANDIT」のオプションとしてRPAソリューションを提供

　GRANDIT株式会社は25日、Web ERPソフトウェア「GRANDIT」のオプション製品として、RPA（Robotic Process Automation）ソリューション「RPA Solution for GRANDIT」の提供を開始した。

　GRANDITでは、RPAを単なる自動化ツールとしてだけではなく、企業のフロント業務から基幹業務までまたがった業務プロセスを自動化する次世代のシステム開発基盤と捉え、企業の幅広い業務の効率化を支援するために、RPA Solution for GRANDITの提供を開始したと説明。また、RPA活用による企業のデジタル化を支援するために、新たに「RPAパートナー」を新設し、RPAによる業務自動化の支援、サードパーティ製品やサービスとの連携といった取り組みを推進していくとしている。

　RPA Solution for GRANDITは、フロント業務からミッションクリティカルな基幹業務まで、安定して自動化できる高い信頼性を持つRPAとなり、すべてをロボットが実行する“全自動”、適時人間の判断を組込める“半自動”ロボットで幅広い業務に対応。既存の社内システムやパッケージに手を加えずにRPAで複数の業務を統合できる次世代システム開発基盤となり、ERPとRPAを有効に活用することで費用対効果の関係で従来システム化が難しかった業務の自動化を可能にするとしている。また、PoC（効果検証）支援やRPA本格導入に向けたコンサルティングサービスも提供する。

　RPAパートナー制度は、RPAソリューションを円滑に提供するため、ライセンスの販売、RPA導入・コンサルティング、RPAと連携するISV製品を持つ新たなパートナー制度となり、RPAパートナーはGRANDITパートナーと共同でERPとRPAによる更なる業務の自動化を支援する。

　また、ソリューションの詳細については、5月9日～11日に東京ビッグサイトで開催するイベント「GRANDIT DAYS 2018」でも紹介する。