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リコー、テレビ会議を利用した店舗向けの遠隔接客システム「RICOH Remote Concierge System」

 株式会社リコーは、店舗向けの遠隔接客システム「RICOH Remote Concierge System」を4月25日より販売開始すると発表した。

 RICOH Remote Concierge Systemは、店舗の来店客と遠隔地の対応スタッフをリコーのテレビ会議システム「RICOH Unified Communication System(UCS)」でつなぎ、遠隔から接客できるようにするシステム。場所にとらわれず遠隔での対応が可能になるため、人材を有効活用しながら個別店舗の業務を補完し、店舗を問わず、質の高いサービスを提供できるという。

 アプリケーションは、店舗向け、コンシェルジュ向けをそれぞれ用意。来店客は、画面のボタンを選んで押すだけの簡単操作で専門スタッフとつながり、質の高い接客を受けられるとした。

 また、サーバー機能はインターネットを経由してクラウドから提供するので、高額なサーバー設備は必要ないとのこと。

 リコーでは、金融業、旅行業、自治体といった、窓口接客業務を手掛ける事業者を中心に展開する考えだ。