ニュース

複数対複数の遠隔会議を容易に実現――、リコーが「RICOH UCS Apps for Rooms」を提供

 株式会社リコーは17日、拠点間における複数対複数の遠隔会議を想定したWindowsアプリケーション「RICOH Unified Communication System(UCS) Apps for Rooms」を発表した。

 RICOH UCS Apps for Roomsは、本社と支社の会議室など、拠点間を結んだ複数対複数のテレビ会議を想定するテレビ会議用アプリケーション。Windows 10のPCにインストールし、ディスプレイ、カメラ、スピーカー、ビデオキャプチャなどの周辺機器を組み合わせることにより、専用機のようなわかりやすいユーザーインターフェイス(UI)で遠隔会議を手軽に実現できるという。

RICOH UCS Apps for Roomsの操作画面

 拠点間の接続にはクラウド上のRICOH UCSサービスプラットフォームを利用。既存のRICOH UCS専用端末やRICOH UCS Appsとの相互接続にも対応した。利用にあたっては、アドレス帳から接続先を選択するだけで簡単に接続できるため、会議URLの発行やデバイス接続などの手間なく、テレビ会議を開始できる。

 またビデオキャプチャデバイスを用いることで、専用機に搭載しているのと同等のPC画面共有機能をサポート。管理者機能を有効にすることで、各種の設定変更に制限をかけられるため、汎用PCを用いた際のセキュリティも担保できるとのことだ。

 なお導入時に、機器の選定や各種設定までをリコーグループがサポートするサービスも用意された。

機器の構成例