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さくらインターネット、「さくらのレンタルサーバ」でWordPressなどPHPアプリケーションを高速化する「PHPモジュールモード」を提供開始

 さくらインターネット株式会社は18日、レンタルサーバーサービス「さくらのレンタルサーバ」において、WordPressなどのPHPアプリケーションを高速化する「PHPモジュールモード」の提供を開始した。

 PHPモジュールモードは、レンタルサーバーの料金は従来のまま利用でき、WordPressやEC-CUBE、concrete5など、PHPを利用したCMSの管理画面の操作やサイト表示速度の大幅な改善が期待されると説明。さくらのレンタルサーバのスタンダードプランで実施したWordPressサイトのパフォーマンステストでは、従来のCGIモード(PHP 5.6)に比べて、PHPモジュールモード(PHP 7.1)は最大16倍に高速化されたという。

 PHPモジュールモードの対象サービスは、さくらのレンタルサーバのスタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロの各プランと、さくらのマネージドサーバ。さくらのレンタルサーバのスタンダード、プレミアム以外のプランではすでにPHPモジュールモードを提供中。また、スタンダードプランでは、4月18日以降に新規申込のユーザーがPHPモジュールモードの利用が可能。さくらのレンタルサーバのライト、スタンダードをすでに利用中のユーザーには、PHPモジュールモードが利用可能となるサーバーへの乗り換え優待クーポンをメールにて順次配布する。

 また、さくらのレンタルサーバでは、新しいコントロールパネルを5月に公開する予定。新コントロールパネルは、直感的で分かりやすいデザインに刷新するほか、WordPressのインストールがより簡単に行えるようになるとしている。

新コントロールパネルイメージ