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富士通、「Pivotal Labs」を活用し、企業のデジタルトランスフォーメーション支援に向けたアジャイル人材の育成を強化

 富士通株式会社は2日、Pivotalジャパン株式会社のアジャイル開発サービス「Pivotal Labs」を富士通のシステムエンジニアの育成プログラムに活用し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するアジャイル人材の育成を強化すると発表した。

 富士通では、IoTやAI技術の発展に伴って企業はデジタル化への対応を迫られており、さらに事業環境の変化が激しい時代において、セキュリティ要件などを満たしながら短期間で製品・サービスを開発・リリースするニーズも高まっていると説明。

 こうしたニーズに応えるため、アジャイル人材の育成強化を目的として、Pivotal Labsを活用し、リーンスタートアップとエクストリームプログラミング(XP)をベースにしたメソドロジーを習得したデジタルイノベータを育成するとしている。

 これにより、スピーディーな対応が求められるデジタルビジネスの具現化を通し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する。さらに、富士通ではIoTやAIを活用したSoE(Systems of Engagement)領域のプロジェクトだけでなく、SoR(Systems of Record)とSoEのシステムインテグレーションや、既存システムのモダナイゼーションを国内の企業に対し推進していくとしている。