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MOTEX、スマートデバイス管理ツール「LanScope An」最新版をリリース

スマホ・タブレットに加え、PCの管理にも対応

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は27日、スマートデバイス管理ツール「LanScope An」の最新バージョンとなるVer.3.0をリリースした。

 LanScope Anは、企業におけるスマートフォンやタブレットの管理を行うことができるクラウド型のスマートデバイス管理ツール。管理対象のデバイスにアプリをインストールすることで、端末のさまざまな情報を自動収集し、管理できる。また、通常のMDM(Mobile Device Management)機能に加え、アプリの稼働情報や位置情報、操作ログを取得することで、導入したスマートデバイスの活用状況を見える化できる。

 最新バージョンでは、IT資産管理・PC構成管理ツールの「LanScope Cat」で培ったノウハウをもとに、従来のスマホ・タブレットに加え、PCの管理にも対応。これにより、iOS、Android、Windows、macOSデバイスをクラウドで一元管理できるようになる。

 管理コンソールも全面リニューアルし、これまでの「機能別」から「目的別」のメニュー構成に変更。目的達成までの導線を3ステップに統一し、使いやすさを追求したシンプルな操作性を実現した。

リニューアルしたコンソール画面

 機能面では、管理・運用の自動化を実現する「レシピ機能(自動化)」を新たに搭載。あらかじめ設定した条件がデバイスで発生した際に、決められた内容をLanScope Anから自動実行することが可能となり、管理者の手間を削減するとともに、導入したデバイスの活用促進・業務効率アップにも貢献する。

 このほか、iOSの操作ログとして、デバイス利用ログと電話発着信ログの取得を実現。取得した操作ログや資産情報のデータからレポートを自動作成し、デバイスや電話が本来の目的に沿って活用できているか、組織全体またはグループ単位で把握できる。