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MOTEXのMDMサービス「LanScope An」がAndroid Enterprise対応、アプリやデバイスの利用を制限可能

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は12日、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューション「LanScope An」の新版「同 Ver.3.1」を提供開始すると発表した。

 LanScope Anは、スマートフォンやタブレット端末、PCを一元管理できるクラウド型のデバイス管理ツール。管理対象のデバイスにLanScope Anのクライアントをインストールすることにより、デバイスのさまざまな情報を自動収集し、管理することが可能になる。

 今回の新版では、Googleが提供しているAndroid Enterpriseプログラムの「Full Device Management」に対応し、Google社よりEMM(エンタープライズモバイル管理)製品の認定を受けた。

 Android Enterpriseを利用することで、デバイスの初期化やカメラの利用などを制限できるほか、Google Playストアを組織ごとにカスタマイズし、利用を禁止するアプリを指定する、あるいは管理者が許可したアプリのみを利用させる、といったことが可能になる。

アプリ管理機能

 さらに、ゼロタッチ登録(zero-touch enrollment)機能も利用可能になる。ゼロタッチパートナーに登録されている通信事業者や販売会社から購入したゼロタッチ登録対応デバイスであれば、Anクライアントのインストールまでに必要なデバイス側の作業工数を削減可能。デバイスが初期化された場合でもLanScope Anの管理下から離脱しないため、より強固なデバイス管理を実現するとのこと。