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LPI-Japan、CentOS 7に対応した最新版「Linux標準教科書」を公開

 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は27日、2008年から無償公開しているLinux学習用教材「Linux標準教科書」の新バージョンとなるバージョン3.0.0を公開した。

 Linux標準教科書は、Linuxを初めて勉強する人や、それを指導する教員、講師を対象に、Linuxの基礎が学べるLinux導入のテキスト。

 今回のバージョンアップでは、基準となるOSをCentOSの最新安定版のCentOS 7に変更したほか、利用者から要望の多かったプロセス管理に関する項目を追加した。また、CentOS 6からCentOS 7への過渡期であることを鑑みて、OSのバージョン別コマンド比較表などを掲載するなど内容を強化した。

 データ形式は、PDF版(合計242ページ)、EPUB版のほか、Kindle版も4月にリリース予定。教材はクリエイティブコモンズパブリックライセンスの「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際(CC BY-NC-ND 4.0)」に基づき公開される。